Tuesday, January 27, 2009

ウォールストリート日記

今日は以前から読まして頂いているかたのBLOGをご紹介したいと思います。

ウォールストリート日記



2008年は、米国債と金を除く世界中の主要な市場が大暴落する、歴史的な年になりました。世界の金融界をリードしていた“はず”のウォールストリートを 震源地とした未曾有の金融危機は、世界中の投資家の自信を喪失させ、また金融本来の機能である「資金の融通」も滞って、実体経済も急激に冷え込んでしまい ました。

2009年は、そんな混乱の中で始まりましたが、NY Timesの年初(1月3日)のOP-ED、「The End of the Financial World as We Know It」の中で寄稿者は、「世界は、アメリカ金融界への自信を“ほぼ”喪失してしまったようだが、まだ修正のチャンスはある。では“何が”修正されるべきだろうか」という問いかけをしていました。

このOP-EDに寄稿したのは、後にLTCMを立ち上げたJohn Meriwether氏が率いた元ボンド王国Salomon Brothers(現Citigroup)の内情を描いた名著「Liar's Poker」 の著者であるMichael Lewis氏と、昨年Lehman Brothersの問題を公に指摘して物議をかもしたヘッジファンド、Greenlight CapitalのマネージャーであるDavid Einhorn氏です。(後者の話はこのブログでも取り上げたと思います。)
こ の論説は書き出しで、世界中が憧れ、真似をしようとしていたウォールストリートが崩壊したことで、世界中に不信と自信喪失感が広がり、世界中が「アメリカ でさえ何が起っているか分からなかったのだとしたら、一体誰に分かると言うんだ」と悲鳴を挙げているようだ、と指摘していました。

しかし 実際は、寄稿者達も大いに認める通り、ウォールストリートの現場にいた人達や、業界を外から眺めていた人の中には、問題に早々に気づいていた人も少なくな かったように思います。(ここではウォールストリートを、本来の意味である「証券業界(証券会社+証券会社を傘下に持つ銀行」という定義で使います。)

(1月19日分を一部抜粋)

毎回興味をそそられる内容を掲載しているので思わず読み込んでしまいます。
どこかのわけの分からないブログとは大違いです。
いやー恥ずかしい。

0 Comments:

Post a Comment

Subscribe to Post Comments [Atom]

<< Home